 |
|
|
ある時、Cさんは、会社のトイレの個室に入っていた。
そのトイレに、２名が会話をしながら入ってきた。
２人は、個室に人がいることに気付かず、会話を続けた。
Cさんは、声から、それが隣の部署の人であるとすぐにわかった。
「Ｃさんて、あれ、やっぱ、かつら？」 「そうだよ。みりゃわかるじゃん」 「あれはひどいよね」
Cさんは愕然とした。
その二人と、Cさんは特に親しい訳でもなかった。
そんな二人が、かつらのことを知っているということは、みんな気付いている...
かつらは、少しずつ劣化していくため、本人も問題を自覚しにくい。
特に、本人の目はあまり当てにならないことがある。
できたら、妻、両親などに頼んで、自然かどうか、毎日見てもらうほうがよい。
どうしても他の人に頼めない時は、鏡を使って自分でチェックするしかないが、できたら太陽が差し込む部屋で、十分明るい自然光の中でチェックすることが望ましい。
暗い蛍光灯の下で見ていると、不自然な点があっても見落とす可能性が高くなるのだ。